私LHが12年FXや仮想通貨を研究し続けて来て気づいた真理について、共有したいと思います。
多くの辛酸を舐め、またいろいろな海外コミュニティやトレーダーとのコミュニケーションを通して得た結論であり、結構ぶっ込んだ内容になっています。
11の法則として短文にまとめました。今回は自動売買(EA編)です。
※じゃあどうトレードすればいいのか?は聖杯編へどうぞ。
EA真実1 バックテストは改ざんできる
EA開発者が見せているバックテストは改ざんできます。何回DDしてもその事実を隠すことができます。
バックテストの結果を逆コンパイルするのは多少の手間ですが、一つ一つ検証すると、時折バックテストと理屈上結果が合っていないものがでてきます。
これは決して珍しいものではなく、何度も破産を経験しているのに、それを隠蔽しているEAが世の中にあふれているのは、まぎれもない現実です。
EA真実2 そもそもバックテストに”全く”意味がない
筆者も最近まで気づかなかったのですが、バックテストには全く意味がありません。
これはなぜかというと、法則1のように改ざんできるのももちろん、実際の所過去のデータに基づいて結果が良かったとしても、それが未来に適用できる可能性は限りなく低いからです。
EA真実3 バックテストできないEAこそに真価が宿る
逆説的にいえば、の話ですが、優れたEAはバックテストをすることができません。
その理由は、基本的にバックテストをできるEAは、同一通貨のみの過去の記録等から計算するものであり、
いわば一次元的なプログラミングによって成り立っているからです。
しかし相場状況を読み取るには、今そこに存在する価格のみでは不十分であり、
多角的な要素を検証して投資行動に反映させなければなりません。
しかし、このことを顧みることなく、これまでも、これからも過去のチャートをなぞるだけの同じようなEAが開発され続けてきています。
私たちはバックテストがなければならない、といったバイアスから脱却しなければなりません。
EA真実4 EAはクラックされたものを検証したらいい
ちょっとヤバいはなしですがはっきり言います。
mql5.comなどにあるEAはクラックされ、フリーでダウンロードできるケースが多くあります。
これはエロ動画がどこからともなく流出するのと同じで、販売されているものであれば、有名なものはいずれ割られるということを考えておけば良いと思います。
割れEAはテレグラムなどで蔓延しています。
つまり公開する市販EAは流出するということです。
そして基本的にろくに使えない。じゃあどうするか?
まともなEAは決して公開されない。それが真理です。
EA真実5 myfxbookも改ざんに協力的
myfxbookはカスタマーサポートのメール対応が割と的確です。
「DD(ドローダウン)のデータは何かの間違いなので修正してほしい」というと、
特に調査もなく修正をしてくれます。
実際に変なスパイクが付くときがあるので、こういう対応はいいのですが、これを悪用することは可能です。
したがってmyfxbookのデータだからといって安心することはできない、ということになります。
安心できる最後の材料は、インベスターパスワードで実際にログインして確認することです(ほとんど非現実的ですが)
EA真実6 日本人のEA販売レベルは低い、詐欺多し
偏見かもしれませんが、一つこの根拠を挙げるとすると、日本人がブローカーのインサイドで仕事をしているケースが
極めて少ないということです。もちろんグローバル的には日本人がエンジニアとして働いているかもしれませんが、
そういった方とエンカウントする可能性は海外の方の方が圧倒的に高いといえます。
ブローカーのインサイダーでないかぎり、勝てるシステムロジックを見極めることは難しいというのが持論です。
(すでに私が2名の方と出会い情報交換した実感でもあります)
これは真実3(一つの通貨クロスからロジックを作る一次的EAは性能の限界がある)に近いのですが、
インサイダーで働かない限りは、俯瞰的な見方を身に着けることができず、最終的にテクニカル頼りになります。
たしかに移動平均線はBB、MACD、RSIまたは波などはテクニカルとしては有意なのかもしれません。
しかしながら、どこまでいっても一次元的なチャート解析は、素人のレベルにとどまるものであり、日本人がそれらしいロジックを語るとしたら、大体怪しいと考えたほうがよいでしょう。
EA真実7 マーチン・グリッドが人気EAの大半
マーチンゲールやグリッドのシステムが基本的な人気EAです。
同じポジションを持ち続けるテスト結果があれば、それはもう黒と考えましょう。
マーチン・グリッドは”論外”です。いかなる理由があっても触ってはいけません。
これは日本製EAでも海外EAでも同じことがいえます。気を付けましょう。
EA真実8 ブレイクアウトロジックは極めてピーキー(シビア)
マーチン・グリッドが破産するということはブレイクアウトは勝てるという理屈に
行きあたるかもしれません。これはかなり惜しいのですが、ブレイクアウトが失敗し続ける限り、マーチンは有効に働きます。
つまりブレイクアウトが失敗しつくして資産が枯渇し、ようやく成功するときには時がすでに遅かったということなり、
実はかなり制御が難しいのです。このロジックこそがEAの答えの一つではあるのですが、それはまた別の話。
EA真実9 トラリピという企業案件
日本ではトラリピという言葉をよく聞きますが、これはグリッドと同じです。
というか厳密にはトラリピはマネースクエアが商標登録をしているため、安易に使えない用語です。
誰かが書籍でトラリピという言葉を用いている場合は、100%マネースクエアの企業案件です。
なぜ魅力のないトラリピを死ぬほど推すのか、私には理解しかねますが、要するに日本の投資レベルというのはこの程度ということです。
真実10 金・仮想通貨系のEAの問題点
仮想通貨・金はテクニカル的な要素なトレードが基本的になります。
テクニカルトレードは一次元的なトレードになるのと、これらのトレードはボラティリティが高いので危険です。
それだけでなく、過去の例が他の通貨よりも参考にならない動き方をするため、未来を予想するのが困難です。
未来を予想するためには、ファンダメンタルその他別の指標を採用する必要がありますが、
例えば仮想通貨や金のクォート通貨はUSDになります。
通常のFXであればEUR/USDなどは、ベース通貨がEUR、クォートがUSDであり、それらの強弱が相場形成にダイレクトに影響しますが、これらのコモディティ等は、クォートの強弱がダイレクトに価格に転嫁される可能性が非常に低いといえます。
しいて言えば、AUDなど、一次資源の採掘国の通貨と金価格などに相関がある場合がありますが、いずれにしてもこのような副次的な考察を全くしなければ、価格予想をすることが難しいものであり、結論からいうと、金や仮想通貨を検証するEAやbotというものが成功する可能性は極めて低いと言っていいでしょう。
真実11 機械学習って意味あるの?
機械学習EAというものがあります。しかし実際にそのような計算をしていないのに、AIを標ぼうしているものが多いのも現実。
DLLなどが存在してもいいはずですが、そういったものがないEAがほとんどです。
そもそもを言えば、機械学習による傾向判断で将来の値を判定するというのも、それなりに研究されてきた分野です。
これも何度も言いますが、「同じチャートをずっと見て形などで法則を探しても、複次的な探求でなければ、将来的に何の解決にもならない」ということです。
本格的な金融工学の世界では、あらゆるファクターを学習対象としていると思います。しかし勝つための投資を行うにあたり、真実はもっとシンプルなので、そういったことは趣味にすぎないことでしょう。
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プロジェクトは順調に進行中です。こちらの記事をご覧ください。
わずか20日で6%のプロフィットをたたき出す、マーチン・グリッド・トラリピ等ではない完全無欠のシステムが完成しつつあります。
私たち開発チームはこのEAに全ての魂を注ぐつもりです。現在最後の仕上げに向け、開発調整中です。
動意の低い12月の相場で、12月10日から20日足らずの稼働で+1000pipsを稼ぎ出そうとしています。
このシステムはSentiment Analysis理論を完全継承したシステムであり、もはやB-bookブローカーの利益構造の究極ともいえるでしょう。
低リスクでの複利運用試算です。
私たちは更なる高みを目指すことができるでしょう。乞うご期待。
詳しい情報を得られたい場合は、テレグラムのチャンネル登録をよろしくお願いいたします。
最後の戦いが始まる。
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絶対的自信があるからこそのパス公開です。モバイル版MT4などでご覧ください。
- Tradeview-Demo
- 6800618
- zqr1szi
2021年1月14日現在
1月頭に軽くDDしましたが、回復基調です。この振る舞い、凄い。
OPAの完全進化版。あなたの元にやってくるのは春ではない。
激熱のシーズンだ。
コメント
[…] 私はEAの真実において、バックテストは意味がないとしましたが、2020年のマーケットはバックテスト考慮外の事象が起こりすぎており、つまり当然そうなるだろうとか、 […]